統合型リゾート(IR)事業者の適格性を判断【カジノ管理委員会設立】
政府がカジノ管理委員会を設けて、IR事業者の適格性を判断する段階に入る。
カジノ管理委員会は、委員長1人、と委員4人の同意人事案を提出する。事務局95人と合わせて総勢100名規模だ。
カジノ管理委員会は事業の健全な運営を保つための監督機関である。事業者の財務体質を調査するほか、ギャンブル依存症やマネーロンダリングの対策を担う。そして、ゲームの種類を定め、事業のルールが守られているかを確認する役割もある。
2018年秋に国が都道府県と政令市を対象に実施した準備状況調査によると、
「整備計画を申請予定」と回答したのは、大阪府・市、和歌山県、長崎県の3カ所だった。
東京都・北海道・横浜市・千葉市は、「検討中」と回答している。
全国で最大3か所の認定地域は2020年に決定する予定だ。